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バチ抜けルアー地獄へようこそ

バチ抜けルアー地獄へようこそ

このサイトの名前は「バチ抜けルアー地獄」という。2008年に発売された別冊つり人『バチ抜け地獄』へのリスペクトからつけた。つり人社が出していた地獄シリーズ、覚えている人はいるだろうか。『シーバス地獄』『バチ抜け地獄』『カワハギ地獄』。名手たちが手の内を惜しみなく晒す、あのマニアックなムック本だ。ああいうものをウェブでやりたいと思っている。

別冊つり人 vol.228『バチ抜け地獄』表紙

シーバスを始めたのは28年前。浦安・境川でのバチ抜けが原点だ。父親が「5月の満月にラパラF13を巻くとフッコ以上が釣れる」と聞いてきて、二人で境川に行った。ライズはしている。雰囲気は最高だった。ただF13をどう使えばいいかわからず、グリグリ巻いてロストして終わった。

その後は東京湾奥をひたすら通い続けた。浦安をホームに旧江戸川、荒川、中川、新中川、隅田川、江東区、港区の運河など。船にも乗るようになって一つテンヤ、シロギス、マゴチ、カワハギにもどっぷりはまった。海外でターポン、セイルフィッシュ、ボーンフィッシュも釣った。それでもバチ抜けシーズンになるとシーバスに戻ってくる。

にょろにょろとエリテンが変えたもの

転機はにょろにょろの発売だった。同じ境川で使ったら、これまでが嘘のようにポンポン釣れた。それまでバチ抜けで釣っていた人たちはミノーを無理やり使っていた。スミスのパニッシュやアンリパのフレッシュバックをバチ抜けルアーとして。ただミノーシェイプで釣ろうとすると固定観念が邪魔をする。みんな苦労していた。にょろにょろはその呪縛を解いた。

次に来たのがエリア10、エリテンだ。最初はコモモのパクリとして誰も相手にしていなかった。それがじわじわ噂になって、気づいたらバチ抜けルアーの王道になっていた。エリテンで港湾の表層引き波系という釣り方が確立された。今も基本はにょろにょろとエリテンだ。そこと差別化できるルアーだけが生き残っている。

なぜこのサイトをつくったか

バチ抜けの情報はメーカーごとに分断されている。自社ルアーでパターンを網羅しようとするから、他社ルアーと差別化できていないルアーも多い。近年はSNSで一気に話題になって一気に忘れられる。名作が埋もれていく。それが嫌だった。だからメーカーの壁を取り払って、バチ抜けパターンという軸だけでルアーを整理することにした。川バチ・港湾バチ・クルクルバチ・底バチ。実釣で使ったものを中心に載せる。釣れたもの、釣れなかったもの、両方正直に書く。ただ正直に言うと、どんなルアーでも使い方次第では釣れる。釣れないと書いてあっても、管理人がまだ使いこなせていないだけかもしれない。

読んでほしいのは、釣れてはいるけどもっと一段階上に行きたい人だ。画一的な釣り方の紹介じゃなくて、もっと踏み込んだパターンの話をしていきたいと思っている。

管理人 オヤビッチャ
バチ抜け歴28年 / 東京湾奥

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